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ki-ro-ku

本 写真とカメラ

本を読むようにしている。

というより画面越しの情報や文章は私の脳内ではすぐに消えてしまうということに気づいた。

その時一瞬の情報と確認としてPCやスマホはとても便利だけど、印象に残ったり本そのものとして手元に置くという意味で本を買って読んでいる。

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今回は写真とカメラの本で買って読んだもの

 

まずは定番の

この本はカメラが今のカタチとしての成り立ちが書いていて。

デジタルカメラスマホで誰でも簡単に写真が撮れてしまう時代で、その始まりから知ることができる本。

この歴史がなかったらネットやSNS今世の中に溢れかえっている写真・画像はどうなっていたんだろうと思うし、何より研究心と写真にかける熱意がすごいと勉強になった1冊。

読んだから写真が上手くなるとかではなく、原点を知り1枚を撮る重みを知るという方がいいのかもしれない。

 

 

次は

この本は1冊読んだら写真の授業を受けるというように感じた本。

よい子のための写真教室と書かれているように、とても軽やかに優しく写真について書かれている。

この本もまた写真の成り立ちやその歴史について書かれていて、1冊手元に置いておきたい本だと思う。

 

 

ここまでの2冊は、写真の歴史についての本。

実際の撮影時に参考にしている本というか確認できたり、準備する時に見ていた本の紹介。

 

ライティングの本

 

スタジオ勤務の時は先輩方からライティングについて学んで実践してきた。

撮影のたびに撮影記録を書き、その日のセッティング使った機材や設定・設置場所・角度・距離を細かく記録している。

ただ、撮影依頼の中には今までやってこなかった事や新しくやる事なども多く、参考と確認・練習用として購入した。

 

 

料理写真の本

ライティングやレンズ・カメラの設定について細かく書かれている。

私は撮影に使う小物や配置画角を参考にさせてもらっている。

今はよくスマホでも簡単に美味しそうな写真が撮れるが主流になり、わざわざプロに撮ってもらわなくてもという流れになっているけれど、料理写真は難しくてでも楽しい。

だから色々試して一番のベストを見つけたいと思っている。

 

それに合わせて買った本

 

本来は資格を取るための教本。

私の場合は和洋折衷の料理の写真を撮る依頼があったから購入した。

スタジオ勤務をしていた時に和食の写真を撮影し、その時に社長にこっぴどく怒られら経験があった。

理由は和食の場合は小鉢はこっちに置くという形式を全く知らなかったから。

その経験からフリーランスになって1人で仕事をしていく以上、最低限の知識をと思って買った本。

テーブルセッティング関係の本でもいいのかもしれない。

 

 

フォトグラファーという言葉だけ聞くと写真を撮っている人となるけど、

私の場合は商業写真屋の部類になるので、クライアントや制作会社・デザイナーとの打ち合わせを何度も行い、撮影となる。

「この画角でこのイメージが欲しい」という事から始まる・

実際、撮影当日に打ち合わせ通り行かないことも多い(天候や環境の問題)

その時にフォトグラファーは「こういうイメージはどうですか」と提案をする。

そのために自分の中でいろんな引き出しを持っていなければならないと教わったし、

1人でやって中で強く感じている。

 

プロとして写真を撮るということは

「撮れて当たり前」「要望以上のものを」

昔いたフォトスタジオの社長に口酸っぱく言われていた言葉。

 

限られて時間ないで求められる写真を確実に撮る。

 

私が初めて仕事で撮った時のことを今でもまだ覚えている。

大きなコンサート会場のホール階段

制限時間は公演の合間10分・40人程の集合写真

撮り直しはきかない。そう思った時震えて声も出なかった。

 

その時のトラウマは今とても役に立っているし、そういう経験をさせてもらった事を感謝している。

 

だからこそ今でも撮影前は緊張するし、自分ができることは全て準備した上で当日を迎えるようにしている。

 

まだまだ勉強は足りてないと思う。